これからの将来、どのようなを将来像を思い描いていますか?

・治療家としてスキルを磨き、現場の第一線で活躍し続ける将来
・昇進昇格して、管理職としてのステージを移す将来
・臨床の経験を活かし、後任育成の為に教育の環境に身を移す将来

きっと、このいずれかの姿が頭に浮かんだのではないでしょうか。

私自身は、この過程も経験した上で、今はどれとも違う働き方を選んでいます。

今なお、記憶に残る言葉

私がこの道を歩き始めたのは、もう20年ほど前。
学生時代、ある教員からこう言われました。

「セラピストはどんどん増えている。就職先はあまり選べないよ。」

当時は、今ほど認知度も高くなく、SNSも普及していない時代。
スマホすらない頃の話です。

ただ、実際の就職活動は困るどころか、実習先のご縁で自然と進路が決まるケースも多く、私のキャリアもその流れで静かに始まりました。

しかし

あの時の言葉は「新卒に向けた忠告」だけではなかった、と今になって強く感じます。

時代が進み、働き方が多様化した今、私なりに言葉を置き換えるとこうなります。

「セラピストはどんどん増えているが、新卒者の働き先はこれからも維持されるだろう。セラピスト人口が増えるん中で、将来を見据えた本当に“選べる立場”でいられるのは、明確な目標とスキルを積み上げてきたセラピストだけ。」

つまり、ただ年数を重ねただけでは評価されにくい時代に入っているということ。
経験値をどう積み、どんな強みを示せるかが、転職・働き方の自由度を決める時代だと感じています。

増え続ける、国家資格保有者

就職先は選べないよ•••と言われた後も国家資格保有者は年々増え続けています。

・理学療法士:毎年 1万人以上の新卒者

・作業療法士:毎年 約4,000人の新卒者

・言語聴覚士:毎年 約1,700人の新卒者

若い世代の参入も相まって、現役セラピストの層は年々厚みを増しています。
人数が増えるほど、見えてくる課題もあります。

・経験年数を重ねても給与が伸びにくい
・職場内でのキャリアが頭打ち(昇進ポストが少ない)
・スキルアップの方向性が分かりにくい
・現場に居続けることへの体力的・精神的な不安

これらは誰かの単なる感想ではなく、現役セラピストに広く共有されている“リアル”な課題だと実感しています。

私はこれまで、現場の臨床だけでなく、少し“横道”を歩いてきました。

いわゆる「一般的なセラピスト像」から外れたキャリアを経験したからこそ、今の職場で悩んでいるあなたに伝えられることがあると、そう感じています。

あなたの未来には、想像している以上に多くの選択肢があります。
次の投稿では、将来の選択をする上での準備をお伝えできればと思います。

ABOUT ME
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病院・クリニック・デイ・訪問・回復期・療養など、 20代から30代にかけて幅広いフィールドを経験してきた現役セラピスト。 専門領域での偏りに悩んだ20代、役割が急に増えた30代、 そして40代を迎える今も “働き方を磨き続けること” をテーマに日々試行錯誤中。 現場だけでなく、 新人育成・職場の役職・施設管理者・エリアマネジメントなど “横のキャリア” にも触れてきたことで、 一般的なセラピストの道とは少し違う視点を持つようになりました。 だからこそ今、キャリアに迷うあなたにとって 「少し先を歩く人」として、気づきを届けられることがあると感じています。