タイプ別:セラピストとしての働き方解説③
【施設運営・管理者タイプ(構造化志向 × 俯瞰力 × 問題解決能力)】
■どんな働き方が存在する?
・セラピストの中でも「事業運営」に近い役割です。
・リハビリテーション科、デイサービス、老健、特養などの部署管理者
・(看護)小規模多機能型居宅介護など地域密着型事業の運営責任者
臨床より「仕組みを作る」「改善する」「組織を動かす」業務の比率が高い役割です。
■【強み】
・課題の分析が得意で改善提案ができる
・多職種との調整能力が高い
・現場の視点を理解しつつ、経営的視点を持てる
実際、医療・社会福祉法人では
“現場を理解しつつ運営ができる人財”が最も求められています。
■【弱み】
・責任を求められる事が多く、身体的な負担より精神的な負担が増えやすい
・現場との板挟みになることも多い
・デスクワークが増え仕事のウエイトが事務系に偏る(会議、書類作成が多い)
・不規則業務が多くなり、プライベートとの両立が難しいことも
運営職は「臨床より数字や組織が軸になる」ことを理解する必要があります。
■【将来性の展望】
2024〜2027年の介護報酬改定において「運営体制の質」が評価項目になりました
特に管理者の“マネジメント能力”が加点要素に直結する形になりました
地域包括ケアが進むほど、多職種連携が重要 → 管理者に求めらる要素が増しています
事業所の新規参入が多く、立ち上げ人材の需要も増加
まとめ
管理者タイプは、年収が最も伸びやすい領域。
ただし負荷も大きく、“向き不向き”が明確に現れるポジションです。
【異業種 × リハで活躍するタイプ(探索型 × 創造性 × 自律性)】
■どんな働き方が存在する?
・昨今は、この働き方が最も注目を浴びている領域です。
・医療機器メーカーのアドバイザー
・フリーランス(Youtuber・ライター・WEB制作・リハ監修)
・自費リハ(パーソナルジム・コンディショニング)
・行政・教育・福祉コンサル
・起業(自費サービス、研修事業 など)
「異業種 × セラピストの視点」を掛け合わせることで市場価値が跳ね上がるのが特徴。
■【強み】
・新しいフィールドへの適応力が高い
・自分で仕事を作れる
・企画・デザイン・マーケなど“発想資産”を活かせる
特に「セラピスト目線の分析力」「身体構造の理解」は他業界でも非常に価値があります。(家具メーカーで働くセラピストもいます)
■【弱み】
・安定性は既存のタイプよりも不安定な傾向もある
・自己管理能力が求められる
・専門的な知識に+αとなるビジネススキル必須
特に最初は“何でも屋”になってしまいがちです。
■【将来性の展望】
・医療DX・AIの発展で「分析できるセラピスト」の需要増
・健康産業(フィットネス・予防・自費)は右肩上がり
・個人で稼ぐセラピストが確実に増えている(副業解禁の影響)